
2025/07/26
探して見よう 夏のきのこ毎年恒例の夏のきのこ観察会を実施しました! 今年は雨が少なく、観察会の前にもほとんど降雨がなかったためか、きのこの発生は非常に少ない状況でした。 ただ、参加者の皆さんと一緒に探すことで、いくつか発見できた柔らかいきのこと、硬いきのこたちを観察できました。 センターで発生したカエンタケも観察することができ、初めて見る子供たちは興奮気味でした(触ってませんのでご安心ください)。

2025/07/19
虫活しようぜ!食草・食樹から昆虫さがし講師に当センターボランティアの村上勇さんをお迎えして、食草・食樹という植物を見つけた後に昆虫を探すイベントを実施しました! 昆虫好きな少年少女・大人がすごく生き生きと楽しんで昆虫を探すことができ、シャチホコガの仲間の幼虫や、オオムラサキ、ナミアゲハの幼虫、マメコガネなど2時間で36種類ものたくさんの昆虫たちに出会えました。 昆虫たちは観察した後、自然保護センターの山へ返してもらいました。また自然保護センターで出会えると嬉しいですね!

2025/07/12
虫活しようぜ!樹液に集まる昆虫虫の集まる樹液を出す木と、樹液に集まる昆虫について学ぶイベントを実施しました! 室内で樹液とは何かという話から始まり、どんな種のどんなところを見ればいいかのコツの伝授、危険な生きものの話などをした後、センター棟~ピクニック広場~休憩広場までゆっくり歩きながら観察を行いました。 アベマキ、クヌギ、コナラ、ナラガシワなど、よく虫が集まる樹液を出す木を観察しました。 樹液が出ている木を揺らすとびっくりした昆虫が落ちてきて、昆虫好きな皆さんから興奮した声が聞かれました。 雨が降らない日が続き、猛暑でもあったので種類は少なかったですが、ノコギリクワガタやミヤマカミキリなどが観察でき、参加者の皆さんは満足いただけたようでした。 観察後は、採集した昆虫を自然保護センターの山に返してもらいました。 樹液に集まる昆虫以外も観察でき、昆虫好きに大満足なイベントとなりました。

2025/07/06
湿原の草取りを行いました!湿生植物園の湿原環境維持のため、ボランティア有志の皆さん+鳥取大学の学生と草取りを実施しました! 今回は、トキソウの果実とサギソウの花茎保護のため、主に木道上からの作業でした。 西の谷の湿原の木道沿いを中心にフジ、ハンノキ等の富栄養化と土地形成作用を持つ植物を駆除しました。 木道上から高枝切りバサミ、剪定ばさみ、のこぎりを駆使して地上部を切り取り、湿原植生の少ない斜面では木道から降りてシャベルによる抜き取りも行いました。 皆さんテキパキと役割分担し、あっという間に作業が進み「やはり手慣れた人達によるシナジー効果はすごい!」と感動しました。 猛暑にもかかわらずたくさんの方にご参加いただきまして、本当にありがとうございました!

2025/06/22
新種発見!ニセマイコガ!2024年に新種のガ(蛾)を発表された公益財団法人岡山県環境保全事業団の寺田剛さんをお呼びして、新種発見へ至る道のりについて講義をしてもらいました。 寺田さんはニセマイコガ科という1cmにも満たない小さな蛾の研究者で、2021年に岡山県内の身近な里山で「未記載種」のガを見つけて2024年に国外の他の研究者とともに「新種」として発表するまでの長い道のりと、その方法を教えてくれました。